トライアスロンの大会での当日の流れ

過酷な練習をこなして前日受付も済ませれば、あとは大会当日を迎えるだけです。

ここまで来ればもう余計なことを考えずに当たって砕けろ、といった気分でしょうか。

しかし、今まで数ヶ月頑張ってきた成果をいよいよ発揮する時ですから、事前に当日の流れを把握していざという時に迷ったり間違えたりしないようにしなければなりません。

では、大会当日の流れを順を追って説明していきたいと思います。

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大会の朝にすること

まず大会当日の朝にすることは、食事と排便です。

いきなりこんな話もなんですが、恐らくスポーツ選手のほとんどが大会の朝に気にするのはこのことではないでしょうか。

間違ってもレース中に「何か」あってはいけない訳ですから、事前にその原因となりそうなものを一つ一つ潰していくしかありません。

ですから、これが解決できなければレースに出られないくらいの重要度だと思っていいでしょう。

では、それらが解決したらもう一度用具のチェックをします。

しつこいようですが、前日に用意したものの中にも忘れ物があるかもしれませんので、レースの流れを思い出しながら用具を一つ一つチェックしましょう。

これらは本当に重要なことなので、確実にこなしてから会場へ行きましょう。

スタート前の準備

スタート会場に着いたら、バイクとランへのトランジションでの設定が必要です。

尚、前日にセッティングをしていた場合でも、必ずもう一度チェックしましょう。また、ランのスタート地が離れた場所にあるレースで、当日朝に預ける場合は先にランの準備をしましょう。

では、全てのトランジションが同じ場所にあるケースで説明します。

まずバイクへのトランジションへ全ての用具を持っていき、バイクの準備にかかります。

バイク本体を掛けるラックがありますので、自分のナンバーの場所にサドルを乗せて掛けておきます。

そのバイクの場所に用具を置くケースと、トランジションバックに全て入れて着替え室などがあるケースがあります。

バイクの場所に置く場合は、その場にヘルメットやサングラス・バイクシューズなどを置くことになります。

トランジションバックなどをまとめて掛けたり置いたりしているケースの場合は、バックの中にヘルメットやその他一式を入れて指定の場所に設置します。

いずれの場合も、脱いだウエットスーツを入れるビニール袋などが必要なので、自分で準備して一緒に設置しましょう。

次にランへのトランジションの準備にかかりますが、こちらもバイクの場所に置くケースとトランジションバックを別な場所に設置するケースがあります。

ここでもバイクの時と同じようにランシューズやソックス・キャップなどを置くか、トランジションバックに入れて指定の場所に設置します。

こちらもバイクシューズが汚れたりしているので、ビニール袋などを用意した方が良いでしょう。

2つともトランジションの準備が出来たら、ようやくスイムの準備にかかります。

スイムのスタート会場では、まずウエットスーツを着た上でナンバリングをしてもらいます。

ナンバリングとは、腕などに自分のゼッケンナンバーをマジックで書いてもらう作業です。最近はゼッケンシールと呼ばれるタトゥーシールで代用しているケースもありますので、その場合は当日朝か前日夜に貼っておくといいでしょう。

尚、ナンバリングの際は腕を出した状態になりますので、ウエットスーツは下半身だけ身に付けて行きましょう。

ナンバリングが済んだら、いよいよウエットスーツを完全に身に付けます。

この時に首や脇などにワセリンを塗っておく必要があります。首や肩は泳いている間、何百から何千回も動かしますので必ず擦れてしまいあとで痛い思いをします。

ですので、ワセリンや代用のムースなどがあれば塗っておきます。

その時、ついでに股やアンクルバンドの下にも塗った方がいいかもしれません。擦れると思われる場所には塗っておいて損はないです。

そこまで出来たら着替えなどの荷物をバイクのところに置くか、預けられる大会であれば預けてしまいましょう。

この時にスイムキャップとゴーグルは忘れないようにして下さい。

そしてスタート前に一度スイム会場で水の中に入ってみましょう。本格的に泳ぐ必要はありませんが、水の温度に慣れておく必要はあります。

スイムスタート

いよいよスイムスタートとなります。

スタート方法はいろいろありますが、一般選手が出る大会では飛び込んでのスタートというのは少ないと思います。

ですので、砂浜からそのまま歩いてスタートするか、最初から水の中に入っていてスタート時間を迎えるかどちらかでしょう。

これはスイムスタート地の地面の状態によると思いますので、大会案内や競技説明会などで確認してください。

基本的にスタート順は自己申告で速いと思われる人は前の方から、遅いと思われる人は後ろの方からスタートすることになると思います。

スイムスタートの時は周りの選手の手や足がバチバチと当たってきますので、ゴーグルやキャップが外れないように気を付けてください。

また、スタート時のバタバタの影響で心拍数が上がっていると思いますので、手の動きや呼吸は意識してゆっくり行うようにして下さい。

ここで焦ってもタイムにはほとんど影響しませんので、とにかく最初はゆっくり動くようにすることが後半のためにもなります。

コース上でUターンや右左折することがありますが、その場所は非常に混雑しますので出来れば大回りしてバトルに巻き込まれないようにした方が良いでしょう。

スイムゴールが近づいてもう立てるかな、と思っても慌てて立ち上がらないようにして下さい。水の中では歩くよりも泳いでいた方が体力を温存できますので、ギリギリまで泳いで立ち上がる方が楽です。

バイクへのトランジション(T1)

スイムゴールをするとバイクの置いてある場所まで小走りで行きますので、その際に徐々にウエットスーツのチャックを下ろしたりしておくといいでしょう。

走りながら完全に脱いでしまうのは、ルール違反の場合もありますので注意が必要です。

バイクの場所に全ておいてある場合はバイクの場所まで来ますが、トランジションバックなどが別な場所に置いてある場合はそのバックを取って着替えます。

移動の途中にエイドがあれば、呼吸を落ち着かせるためにも足を止めて水を飲むといいでしょう。

ウエットスーツは非常に脱ぎにくいので、焦らず落ち着いて手足を抜いてください。

ウエットスーツの下にトライスーツやバイクジャージを着ている場合は、そのままヘルメットなどを身に付けバイクをゆっくり動かします。この時には必ずゼッケンを忘れないようにして下さい。

バイクに乗れる状態になっても、バイクスタートのラインまでは絶対に乗ってはいけません。

バイクスタートのラインまでは手で押して行き、そのラインを超えてからやっとバイクにまたがりスタートします。

バイクスタート

バイクに乗り出した直後は呼吸が安定しておらず、酸欠に近い状態なので無理して飛ばさずに呼吸が安定するまでは無理しないでください。

周りのペースに合わせようと飛ばしてしまうと、頭がクラクラして落車する選手も多いので、体の状態を確認してからペースを考えましょう。

バイクの途中では何度も水を飲むと思いますが、最初のうちは酸欠で体勢が落ち着かないかもしれませんので、ペダルの動きを止めて飲む方が良いでしょう。

バイクゴールが近づいたらしっかりとスピードを落として、ゴールラインの手前で下りて下さい。

バイクゴールのラインを乗ったまま超えるとルール違反となり、罰則が与えられる場合もありますので注意が必要です。

ランへのトランジション(T2)

バイクを降りたらそのままバイクを掛けるラックまで押して行き、自分のナンバーの場所に置くか、スタッフに預けましょう。

その後はトランジションバックを受け取ってランの準備をするか、バイクのあった場所で準備するかどちらかになります。

この時バイクシューズを脱いでランシューズに履き替えるのですが、シューズのひもを止めるストッパーなどはとても便利です。

ただ、うまく調整しないと足の甲が痛くなりますので、自信がない方はちゃんと手でひもを縛った方が良いと思います。

ランスタート

ランシューズを履いてスタートした直後は、股関節に何とも言えない違和感が出てきます。

でも、これは全ての選手が経験することですので、我慢していればいつの間にか気にならなくなります。

ランまで来ると全身の疲労感がかなり来ていると思いますので、極力腕を振って強引に足も連動するように走るといいでしょう。

バイクの時に太ももを上げる動作で腹筋や股関節の筋肉もかなり疲労していますので、多少すり足気味になるかもしれませんので足元には注意してください。

まとめ

トライアスロンのレース当日の流れを一気に説明してみましたが、いかがでしたでしょうか。

2回も着替えをして3つのスポーツ競技を続けてする訳ですから、心身ともにギリギリの状態で最後のランを走っているでしょう。

しかも、それが夏のレースであれば熱中症などになる確率も非常に高くなります。

ですから、トランジションなどの時は呼吸を落ち着かせる意味も込めて、ゆっくり給水や補給することをお勧めします。

焦ってスタートをしてその後に倒れたりする選手を何人も見てきましたので、その姿は本当にギリギリの状態だったことを物語っているようでした。

それが初めてのトライアスロン大会であれば、尚更レース中は焦ってばかりになってしまいますので、とにかく「落ち着け」と口に出して言うくらいがちょうどいいと思います。

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